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2009年のノーベル生理学・医学賞は染色体を守るテロメアとテロメラーゼ( 2009-10-07 )
10月6日発表の物理学賞はこちらから 10月7日発表の化学賞はこちら
2009年のノーベル医学・生理学賞は「テロメアとテロメラーゼによる染色体の保護メカニズムの解明」によりエリザベス・ブラックバーン(Elizabeth H. Blackburn),キャロル・グライダー(Calrol W. Greider),ジャック・ショスタック(Jack W. Szostak)の3人に贈られることが決まりました!
細胞が分裂するたびに染色体が短くなってしまうはずなのに,そうならないのはなぜ? 今回の3人はこの謎に答えを出した方々です。短くなるのは避けられないので,それを見越して染色体の端にはただの文字列がずらずら並んでいます。これが「テロメア配列」でいわば,削り代です。体の細胞はこれで解決しましたが,子々孫々に伝えられる生殖細胞は削り代の存在だけでは不十分です。いくら長いテロメアがあっても,分裂を重ねるうちに無くなってなってしまうわけですから。これを解決するのがテロメアを修復する酵素「テロメアーゼ」です。
テロメアは細胞の分裂回数を決めているので,老化研究からも注目されています。さらに,細胞が無限の増殖能力を獲得するがんや幹細胞の研究からも重要です。 グライダーとブラックバーンは1996年4月号に「テロメアとガン」という記事を書いています,ダウンロード販売の対象外の記事ですが,受賞を祝して販売開始します。誌面をスキャナーで読み込んで作っていますので,画質がやや粗めですで文字検索もできませんがご了承下さい。
テロメアについて詳しく知りたい方は「染色体を守る“動く遺伝子”」をどうぞ。こちらは10月30日18時までのキャンペーン価格にてご提供します。31日までではないのでご注意下さい。

日経サイエンス
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染色体の端を守る“動く遺伝子”
日経サイエンス
2007年9月号 / 064ページから