Information

話題ごとに「それが知りたいならば,ぜひこれを」と編集部がお薦めする記事をピックアップしました。

ノーベル化学賞受賞者による寄稿記事で,化学の歩みを振りかえる( 2013-09-25 )

 現在発売中の日経サイエンス11月号,お楽しみいただけていますか? 特集「眠りと夢の脳科学」をはじめ,興味深い記事が満載です。今月も本誌のアーカイブから関連記事を選び,特別価格にてダウンロード販売でご提供いたします。
対象は以下の4本です。

1987年1月号 「酵素機能をもつRNA」 T. R. チェック 復刻
1989年11月号 「変貌する大気」P. J. クルッツェンほか 復刻
1988年4月号 「電気を通すプラスチック」 A. G. マクダイアミッドほか 復刻
2010年11月号 「極微の世界をとらえるナノムービー」 A. H. ズウェイル

 これらは今号の「ノーベル賞受賞者が書いた化学の歩み」で抜粋を収録した11本の過去記事のうち,日経サイエンス(1990年9月号以前の題号は「サイエンス」)で全文の翻訳を掲載していた4本で,いずれもノーベル化学賞の授賞理由に直結した内容です。

 チェックに対する授賞理由はすばり「RNAの触媒機能の発見」でした。現在ではリボザイムとして知られる“RNA酵素”の発見とその意義について述べており,1989年の受賞より3年前に執筆された歴史的価値の高い論文です。
 クルッツェンの受賞業績は「大気化学・特にオゾンホールに関する研究」。記事では大気を中心に,地球環境の悪化や温暖化の懸念について総合的に論じています。これも受賞より6年前に執筆された記事でした。
 マクダイアミッドはA. ヒーガー,白川英樹の2人と「導電性高分子の発見と開発」で2000年の化学賞を分け合いました。この記事はその2年前に掲載されたもの。当時筑波大学教授だった白川博士が翻訳にあたっています。
 ズウェイルに対する授賞理由は「フェムト秒分光学の創始」でした。超短パルスレーザーを利用して物理科学現象を解明するという超ハイテクを,この記事では専門外の人にもわかりやすく解説しています。受賞から1年後に掲載されました。

※なお勝手ながら,お値引きでのご提供は11月号の発売期間中,10月24日18時までとさせていただきます。

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

日経サイエンスでは2013年の化学賞を受賞されるカープラス博士,レビット博士による記事を掲載しています。そのうち以下の2本を電子版で復刻し,特別価格にてダウンロード販売致します。

1986年6月号「タンパク質分子の動的なシミュレーション」  M. カープラスほか
1999年3月号「生命を演出する水分子」  M. レビットほか

酵素機能をもつRNA
日経サイエンス
1987年1月号 / 018ページから
電気を通すプラスチック
日経サイエンス
1988年4月号 / 072ページから
変貌する大気
日経サイエンス
1989年11月号 / 018ページから
極微の世界をとらえるナノムービー
日経サイエンス
2010年11月号 / 076ページから
タンパク質分子の動的なシミュレーション
日経サイエンス
1986年6月号 / 050ページから
生命を演出する水分子
日経サイエンス
1999年3月号 / 086ページから