サイエンス・イン・ピクチャー
宇宙滞在138日と「きぼう」完成

語り:若田光一(宇宙航空研究開発機構)
201001

日経サイエンス 2010年1月号

12ページ
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 かつて宇宙飛行は日本人にとって“別世界”の話だった。「5歳のとき,人類初の月着陸をテレビで見て宇宙に強いあこがれを抱いた。ただ,宇宙飛行士はアームストロングやガガーリンなど,私たち(日本人)にはわからない言葉を話す人がなる,手の届かない存在だと思っていた」と若田光一宇宙飛行士は振り返る。しかし,若田“少年”はその夢を大事に育てて宇宙飛行士になり,人類初の月着陸から40年後,日本人として初めて国際宇宙ステーションに長期滞在する,「宇宙の住人」となった。若田さんは日本の実験棟「きぼう」を完成させ,さまざまな宇宙実験に取り組んだ。宇宙滞在期間は137日と15時間5分。その間の若田さんの日々を写真で振り返る。