ジェーン・グドール
チンパンジーと歩んで50年

聞き手:K. ウォン(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
201103

日経サイエンス 2011年3月号

4ページ
( 2.5MB )
コンテンツ価格: 509

 ジェーン・グドールがタンザニアのゴンベで野生チンパンジーの観察を始めてから50年がたった。それまでヒトだけが行うとされていた道具の使用や動物の個体間にも“個性”があるといった,当時の常識を覆すような研究を数多く発表してきた。今,彼女は,絶滅の危機にあるチンパンジーを守るため,地元の人たちが森林保護につながるような活動をしたら,それが利益につながる仕組み作りに力を入れている。1年のうち,300日も旅をして,若者グループや政治家,企業の人と話す席を設けているのもそのためだ。