素粒子の相互作用に関する統一理論

S. ワインバーグ
197409

日経サイエンス 1974年9月号

11ページ
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本記事は過去のノーベル賞受賞に関連する論文について,読者アンケートでリクエストの多かったものを復刻版として販売しています。
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2011/12/20

 ワインバーグは電磁気力と「弱い力」を統合する電弱統一理論をサラム(Abdus Salam),グラショウ(Sheldon Lee Glashow)とともに完成させた米国の物理学者で,3人はこの功績で1979年の物理学賞を受賞した。電弱統一理論はその名を冠して「ワインバーグ=サラム理論」とも呼ばれている。
 この記事はノーベル賞を受賞する5年前に執筆されたもので,まさに電弱を含め力の統一について述べたもの。自然界には電磁気力と「弱い力」のほか,クォークどうしを結びつける「強い力」,そして重力と,4つの基本的な力がある。ワインバーグは記事中で電弱統一の考え方を詳しく紹介するとともに,「強い力」を含めた大統一理論の可能性も展望している。現代の素粒子物理学と宇宙論が挑み続けているテーマであり,いま読んでも古さを感じさせない。