半導体技術の展望

江崎玲於奈
197704

日経サイエンス 1977年4月号

9ページ
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本記事は過去のノーベル賞受賞に関連する論文について,読者アンケートでリクエストの多かったものを復刻版として販売しています。
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2011/12/20

 江崎氏は「半導体におけるトンネル効果の実験的発見」で1973年の物理学賞を受賞した。トンネル効果を利用した「エサキダイオード」の名はおなじみだろう。また,半導体を人工的に積層した超格子構造の作製・研究(1960年代,IBMワトソン研究所に在籍していたころの成果)でも知られる。
 この記事はノーベル賞受賞から3年あまり後に執筆されたもので,半導体に関するそれまでの理論と技術の発展をまとめ,将来を展望している。江崎氏自身もそうだが,この分野の発展は企業に在籍する科学者の力によるところが大きい。学術界と産業界の知恵が結びついて熱気にあふれる研究開発が進んだ時代をつぶさに伝えている。