真核細胞はどのように生まれたか

G. ド・デュープ
199606

日経サイエンス 1996年6月号

10ページ
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本記事は過去のノーベル賞受賞に関連する論文について,読者アンケートでリクエストの多かったものを復刻版として販売しています。
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2011/12/20

 ド・デュープは「細胞の構造と機能に関する発見」で1974年の生理学・医学賞を受賞したベルギーの細胞生物学者・生化学者。リソソームなど細胞内小器官の発見が特に有名だが,そのほかにも細胞生物学分野で数多くの業績を残している。
 この記事は受賞から20年あまり後の著作で,細菌や古細菌など古くからの「原核細胞」生物と,より新しい「真核細胞」が進化史上でどのように生まれてきたかについて考察している。真核生物細胞にある細胞内小器官はもともとは細菌が真核生物の細胞内に入り込んだものだとする細胞内共生説が現在では定説となっている。