「青色」を作った,もう1人の男:赤崎勇

永田好生
200405

日経サイエンス 2004年5月号

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傑出した発明をした企業の研究者が,その対価を求めて会社を訴えた一連の裁判
で,企業に相応の支払いを求める判決が定着した。中でも米カリフォルニア大学
の中村修二教授が青色発光ダイオードの発明の対価を求めて日亜化学工業(徳島
県阿南市)を訴えた裁判では,中村教授の貢献が高く評価され,200 億円を支払
えとの判決が出た。しかし研究開発史をたどっていくと,世界的な業績をあげた
もう1 人の日本人研究者の名が必ず浮かび上がってくる。名城大学の赤崎勇教授
(名古屋大学名誉教授)だ。