宇宙100兆年の未来

D. ゴールドスミス(サイエンスライター)
201206

日経サイエンス 2012年6月号

9ページ
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「ミルコメダ」という名前の銀河を知っている人はほとんどいないだろう。私たちの天の川銀河と,現在は250万光年離れている“お隣の銀河”,アンドロメダが数十億年後に衝突して生み出される超巨大銀河のことだ。今や天文学者は数十億年はもちろん,1000億年,さらには100兆年よりももっと先の宇宙の姿まで,かなり正確に描き出せるようになった。それによれば,未来の宇宙は現在よりも惑星がありふれた存在になり,生命がより生まれやすくなる。現在の宇宙ではほとんど見られないタイプの星々が満ちあふれる時代もやってくるという。もっとも宇宙の未来旅行の行き着く先は華やかではなさそうだ。

再録:別冊日経サイエンス196「宇宙の誕生と終焉 最新理論でたどる宇宙」