特集:隕石の衝撃
スペースガードの現在

中島林彦(編集部)
協力:吉川 真(宇宙航空研究開発機構)
杉田精司(東京大学)
高橋典嗣(日本スペースガード協会)
201305

日経サイエンス 2013年5月号

12ページ
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 2013年2月15日,直径20m近い小惑星がシベリア上空で大気圏に突入,空中で大爆発し,約1500人が負傷,約5000棟の窓ガラスなどが破損した。小天体の落下でこれほどの被害が出たのは,記録に残る限り初めてだ。 地球に衝突する天体を事前に見つけ出し,被害を最小限にとどめようというスペースガードの取り組みは1990年代から行われているが,今回,事前の予測はできなかった。各国はそうした天体の探索に今後,より力を入れる計画で,宇宙望遠鏡による観測も始まる。国連による関連組織作りもこれから始まる。

再録:別冊日経サイエンス195「空からの脅威」