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顔を見分けて個体を識別できるのは大きな脳を持つ動物に限られると考えられてきた。ところが近年,小さな脳しかない昆虫にも顔を認識できるものがあることがわかった。ある種のスズメバチやミツバチだ。アシナガバチというスズメバチの仲間は顔に模様があり,この違いをもとに仲間を見分けている。ミツバチを訓練して人間の顔写真を識別させることもできた。顔認識の能力はどのようにして生まれたのか?