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「チップ上のトランジスタ数は2年ごとに倍になる」という「ムーアの法則」が物理法則の壁にぶつかって崩れている。このため米国の半導体メーカーは根本的に新しい設計のコンピューターとプロセッサーの開発に巨費を投じ始めた。グラフェンなどの新素材でシリコンを超える試みや,記憶と演算の両方をこなす新素子に基づく設計など,長らく学術レベルにとどまっていた構想を実用化する研究が熱を帯びている。