特集:ノーベル賞 次のフロンティアは?
ノーベル賞受賞者に聞く注目分野

物理学賞:小林 誠(高エネルギー加速器研究機構)
物理学賞:天野 浩(名古屋大学)
化学賞:根岸英一(米パデュー大学)
生理学・医学賞:利根川 進(米マサチューセッツ工科大学・理化学研究所)
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日経サイエンス 2015年11月号

8ページ
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今年もノーベル賞の季節がやってきた。どんな研究業績が対象になり,3人の受賞枠に誰が選ばれるのか。9月から10月初めにかけて大手の学術情報企業や内外のメディアが予想を発表,研究者や個人はブログなどで賞の行方を占う。自然科学分野のノーベル賞の選考を担うスウェーデン王立科学アカデミーとカロリンスカ研究所が受賞者を発表する瞬間まで,様々な研究業績が新聞雑誌やネットで取り上げられる。
 本誌はこの時期をとらえ,世界で注目されている研究フロンティアを紹介する特集を編んだ。温暖化やエネルギー危機など,地球規模の問題の解決に科学技術が果たすべき役割はますます大きくなっており,近年,技術的ブレークスルーに ノーベル賞が授与される事例も増えている。
 第1部では世界的な業績を上げてノーベル賞を受賞した4人の研究者が,今どんなことに関心を持っているのか,どんな問題意識を抱いているのかをインタビュー形式でまとめた。物理学賞は小林誠,天野浩,化学賞は根岸英一,生理学・医学賞は利根川進の各氏だ。すぐにではないにしろ,紹介されたテーマの業績でノーベル賞を獲得する研究者が出る可能性が高い。