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1995年当時,太陽以外の恒星を周回する「系外惑星」は50年以上探索されても見つからず,発見があきらめられつつあったが,ジュネーブ大学のマイヨール教授(現名誉教授)らは約50光年の距離にある太陽に似た恒星,ペガスス座51番星を周回する驚くべき姿の惑星を発見した。それから約20年。約2000個の系外惑星が発見され,系外惑星候補天体は約3000個に達する。系外惑星は天文学の最もホットな分野だ。私たちの宇宙観を大転換させる発端となった最初の系外惑星はいかにして発見されたのか,マイヨール博士に話を聞いた。