特集:重力波
KAGRA始動

中島林彦(編集部)
協力:大橋正健(東京大学宇宙線研究所)
田中貴浩(京都大学)
201605

日経サイエンス 2016年5月号

8ページ
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日本の重力波望遠鏡KAGRAが2016年3月下旬から試験稼働し,装置の調整を経て2017年度内に本格観測を始める。 KAGRAの検出感度は先ごろ重力波の直接観測を発表した米国の重力波望遠鏡や今年後半に動き始める欧州の望遠鏡とほぼ同レベル。これらによって,重力波の国際観測ネットワークが完成する。 KAGRAは米欧の重力波望遠鏡にはない先進技術を取り入れており,次世代の超大型重力波望遠鏡への橋渡し役になっている。