緊急特集:熊本地震
古文書が語る肥後地震

中島林彦(編集部)
協力:西村卓也(京都大学)
201607

日経サイエンス 2016年7月号

6ページ
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 東日本大震災に続き,熊本を中心に九州中部で大きな地震被害が出たが,同じような被害地震の発生パターンが平安時代前期にもあった。古文書に残された地震の記録は,今後の地震活動の推移を考える手がかりになる。西日本を複数ブロックに分割,地表の動きをそれらブロックの動きで表すモデルと,古文書の地震記録を結びつけると,広域的な地震活動を大きな時間スケールで理解するのに役立つ可能性がある。