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第62回 人工知能の可能性信じグランドチャレンジを主導:松原仁

吉川和輝(日本経済新聞編集委員)
201608

日経サイエンス 2016年8月号

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無謀と思われるコンピューター将棋研究を立ち上げ,流れを変えてきた
今は文学賞「星新一賞」にAIで創作し応募するプロジェクトを仕掛ける
いずれはAIに創造性を持たせることができるかもしれない

 3月21日,東京都港区にある電通ホール。人工知能(AI)に小説を書かせることを目指す研究者たちが報告会を開いた。理系文学賞の第3回日経「星新一賞」に応募した作品の創作過程などを研究者が解説した。冒頭,報告に立ったのが「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」の全体統括を務める,公立はこだて未来大学教授の松原仁だった。