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ほぼ1秒に1回,観測可能な宇宙のどこかで,恒星が破滅的な最期を迎え,その中には大爆発を起こすものも多い。夜空に出現する超新星は星の大爆発の輝きだ。自動化された望遠鏡で迅速な掃天観測が行われるようになり,普通の超新星爆発とはかなり様相が異なる特異タイプが多数発見されるようになった。普通の100倍も明るいタイプや,逆に予想外に暗く,爆発をほとんど起こしていないタイプなどがある。こうした様々なタイプの超新星に関していくつもの理論モデルが提唱されており,今後の観測によって検証されることになる。