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遺伝子組み換え種子に続く新たな農業バイオ技術が実用段階を迎えている。作物と周囲の微生物コミュニティ,土壌,天候,動物などの環境要因の複雑なつながりである「植物バイオーム」の利用だ。その実用化第1弾が微生物コーティング種子。害虫を防ぎ作物の成長を促進できる細菌や真菌で種子をコーティングする。遺伝子組み換え種子ほど議論を呼ぶことはないとみられているが,リスクもいくつかある。