野生生物を虐げる不法ペット貿易

R. コニフ(サイエンスライター)
201803

日経サイエンス 2018年3月号

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 自然界から生物が姿を消している原因は何か? 人間による開発や気候変動によって生息地が失われているのが最大の要因だと考えられてきた。だがそれだけではない。近年はサルやインコ,カメ,ヘビなど珍しいエキゾチック動物の売買が個体数減少の大きな要因となっている。ワシントン条約に明らかに違反する不法取引が横行しており,そうした野生動物に対する需要の多くは欧米の収集家から来ている。