特集:系外惑星探索の新時代
本命を絞り込む地上観測網

中島林彦(日本経済新聞)
協力:成田憲保(東京大学)
201807

日経サイエンス 2018年7月号

6ページ
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 宇宙望遠鏡TESSが4月に打ち上げられた。ほぼ全天に及ぶ探索を行い,太陽系に比較的近い領域で,数千個の系外惑星候補が発見されるとみられている。ただ,それらがどんな惑星なのかは不明で,偽物も含まれている。生命が存在する可能性が高い「ハビタブル惑星」などの本命を絞り込むには,地上望遠鏡群による様々なフォローアップ観測が欠かせない。日本でも専用装置などを用いる観測の準備が大詰めを迎えている。