周期表の未踏領域 「安定の島」を目指して

C. E. デュルマン
M. ブロック(ともに独マインツ大学)
201903

日経サイエンス 2019年3月号

8ページ
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 日本チームが合成した113番元素が「ニホニウム」と正式に命名されたのは記憶に新しい。これまでに合成されたのは118番元素のオガネソンまでで,これら超重元素はほんの一瞬で崩壊してしまう。しかし理論によると,陽子と中性子の数の組み合わせが適切な超重元素はもっと長寿命になり,周期表上で「安定の島」を形作るとされる。ニホニウムを越えて新たな領域を目指す研究の最前線を紹介する。