聖なる森と生きる インドのエコシステムピープル

M. ガジル(生態学者)
201903

日経サイエンス 2019年3月号

10ページ
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 インドでは古代から原始林の一部を地元民が神々の住みかとして保護してきた。そうした「聖なる森」は植民地時代の資源採取によって荒廃したが,まだ多数が残っており,新設される例もある。地域社会に生態学的利益をもたらすことが再評価されているからだ。自然の恵みとともに生きる人々に地元の環境を守る権限を与えることが,自然保護のカギだ。