減量手術が明かした腸と脳の関係

B. ステッカ(サイエンスライター)
201904

日経サイエンス 2019年4月号

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 重度の肥満を治療する「減量手術」は胃を切り詰めて体重減につなげるのだと考えられてきたが,それだけではないことが判明した。この手術を受けた人では,腸との情報交換に関与している脳領域の活動が活発になり,食欲そのものが変わる。また,消化器系に住み着いている微生物集団も変化し,これが腸と脳の間の信号伝達をさらに調整しているようだ。