特集:金星 地球の双子星
第2の地球がたどった道

M. D. ダイアー(惑星科学研究所
マウント・ホリヨーク大学)
S. E. スムレッカー(米航空宇宙局)
S. R. ケーン(カリフォルニア大学リバーサイド校)
201906

日経サイエンス 2019年6月号

8ページ
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 金星と地球はほとんど同じ状態からスタートしたが,どこかの時点から別の道をたどり,地球は海と大気を持つようになった。一方の金星表面は生命が住めない環境になった。ただし現在も火山活動が起こっており,プレートテクトニクスの初期兆候もある。金星がこうした進化を遂げた理由がわかれば,金星に似た多くの系外惑星に生命が存在する可能性について,より多くを知ることができるだろう。新たな金星探査ミッションが必要だ。