闘争の動物行動学

G. アーノット
R. W. エルウッド(ともに英クイーンズ大学ベルファスト)
201911

日経サイエンス 2019年11月号

7ページ
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 どの動物も,食物や交配相手をめぐる争いの際に,相手と自分の戦闘能力を比べていると考えられてきた。相手が強すぎるなら諦めたほうが身のためだ。だが近年の研究で,多くの動物種が戦うか引き下がるかを決めるうえで別の様々な評価法を用いていることが判明した。たいていは自分の戦闘能力だけを把握しており,相手の能力は評価できないようだ。