進化で読み解く歯の健康学

P. S. アンガー(アーカンソー大学)
202007

日経サイエンス 2020年7月号

7ページ
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 動物の歯は何億年もの時間をかけて,非常に強く,効果的な咀嚼に適した歯並びへと進化した。ある特定の口内環境において,これらの機能がうまく働くようになっている。現代人の歯並びの悪さや虫歯などの問題は主に,口内環境の変化から生じている。かつての人類の食事に比べ,より軟らかく,砂糖の多い食べ物が導入された結果だ。