惑星誕生の現場 星周円盤を見る

M. A. マグレガー(コロラド大学ボルダー校)
202103

日経サイエンス 2021年3月号

10ページ
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 2011年に稼働した世界最大の電波望遠鏡ALMAによって,恒星を取り巻くガスや塵からなる「星周円盤」を詳細に調べられるようになった。星周円盤の観測から,遠くにある惑星系の形成や進化のプロセスを知る手掛かりが得られる。円盤の歪みや塵の濃集領域などの構造は,他の方法では探索できない惑星の存在を示唆している。計画中の新しい宇宙望遠鏡によって星周円盤の研究は新たな段階を迎える。円盤内の惑星の直接撮像も可能になるかもしれない。