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探査機「はやぶさ2」計画の最終段階となる小惑星「リュウグウ」のサンプルの初期分析が2021年6月から本格的に始まる。サンプル総量は5.4gで,これは最低必要量の50倍超になる。分析には14カ国109大学・研究機関の269人が参加する予定で,サンプルを様々な手法で1年間調べる。太陽系の起源と進化,生命の素材となる水や有機物が地球にもたらされた経緯を明らかにすることが最終目標だ。