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知りたい!2018年ノーベル賞( 2018-10-26 )

 2018 年のノーベル生理学・医学賞は,京都大学の本庶佑特別教授と米国テキサス大学のアリソン(James P. Allison)教授の受賞が決まった。本庶氏とアリソン氏は,体の中で働く免疫機構にブレーキをかける仕組みをそれぞれ発見。抗体を使ってブレーキを解除することでがんを攻撃する新たな免疫療法を実現した。進行した一部のがんにめざましい治療効果を上げ,選考したスウェーデンのカロリンスカ研究所は「2氏の発展性ある発見は,人類のがんとの闘いにおける重要な転換点をもたらした」と評価した。物理学賞は, レーザー光をピンセットのように使って物体を操作する手法を開発した米国のアシュキン(Arthur Ashkin)博士ら3 人に,化学賞は試験管内で人為的にタンパク質を「進化」させて有用な酵素などを合成する分野を開いた米カリフォルニア工科大学のアーノルド(Frances H. Arnold)教授ら3 人に贈られる。

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今回は,生理学・医学賞の受賞が決まった京都大学の本庶佑特別教授へのインタビューと,免疫系を抑えているブレーキを外してがんを攻撃させるがん免疫治療法を解説した記事を。物理学賞からはG. ムルー 仏エコール・ポリテクニク教授らによる寄稿記事と,超短パルスレーザーの産業や医療分野での応用を紹介した記事などをご紹介。ノーベル賞受賞者自らによる解説を楽しむことができます。
特集:がん免疫療法   本庶 佑(京都大学名誉教授):免疫チェックポイント阻害剤に道
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がんワクチン新時代
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2012年1月号 / 064ページから
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